こんにちは。ニョロです。
今回は電動工具メーカーマキタの製品のUSB用アダプタ(ADP05)と18Vバッテリー(BL1860B)の組み合わせが最強のポータブルバッテリーになることをご紹介します。マキタ製品は現場のプロ用工具のイメージが強いですが、一般の方にとっても良質な生活改善アイテムになります。特に災害時にはマキタ製品が助けになることは間違い無いです。
マキタ製品はバッテリーが重要
はじめに、マキタ製品はバッテリーが重要であることをお伝えします。私が保有している電動工具は下記の通りですが、これら全ての機器が同じバッテリーで駆動します。一方で、バッテリーの種類によって動く工具が違うので、マキタ製品を揃える際にはどのバッテリーを使うのかを先に決めることが何にも増して重要です。私の場合、18Vのバッテリー(BL1860B)で動く工具で統一しました。
普段使い用 | DIY用 |
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USB用アダプタ(ADP05)
さて本題です。私が使っているマキタアイテムの中でも誰にでもお勧めできるのが、USB用アダプタ(ADP05)です。USB用アダプタをバッテリーに装着するとポータブル充電器として機能するという物です。そもそも、容量が108000 mWh (6000 mAh × 18 V)もありながら、急送充電装置を使うとマキタのバッテリーを僅か40分でフル充電できるため、この点だけでも非常に優秀といえます。Amazon等で見かける謎の大容量ポータブルバッテリーはフル充電に数時間かかる場合があります。この他にも下記の通り、いくつかのメリットがあります。
- バッテリーの容量108000 mWhもある。(BL1860Bの場合)
- 急速充電装置を使うとバッテリー本体を約40分でフル充電できる。
- USBポートが2つあるので2台同時に充電できる。
- バッテリーに残量表示機能がある。
- 現場使いを想定して設計されているので頑丈
【実験】iPhone7を何日間稼働できるか?
実際、どのくらい充電できるのか知りたいという方のために、iPhone7を何日間稼働させられるのか?という実験をしたのでその結果をお伝えします。
条件は下記の通りです。
- iPhone7の充電にはマキタのバッテリー(BL1860B)だけを使う。
- マキタのバッテリーはiPhone7の充電だけに使う。
- iPhone7の残量をなりべく減らしてから充電する。
- iPhone7を充電できなくなった時点で終了とする。
- 当然、出張にも持って行く。
結論から言うと、iPhone7をなんと12日間も稼働させることができました。正直、1週間くらいが限界だと思っていましたが、考えていた以上に余裕があって驚きました。視点を変えると、僅か40分の充電でiPhone7を12日間動かすことができるということになります。私はマキタの18Vバッテリー(BL1860B)を4個所有しているので、iPhone7を最大48日間稼働させることができるという計算になります。令和元年台風15号の時、大規模な停電が長期間に渡って続いたことが記憶に新しいですが、マキタのバッテリーとUSBアダプタさえあれば災害時の生命線とも言えるスマホやタブレットなどの携帯通信端末を長い間稼働させることができるのはとても心強いですね。
日数 | 充電開始時のiPhone7の残量 | バッテリーの残量 |
1日目 | 19% | |
2日目 | 38% | |
3日目 | 18% | |
4日目 | 9% | |
5日目 | 38% | |
6日目 | 47% | |
7日目 | 11% | |
8日目 | 14% | |
9日目 | 6% | |
10日目 | 4% | |
11日目 | 12% |
実際の使用感
正直、快適そのものです。容量が尋常ではないため、外出先でバッテリー切れになることはまずありません。出張や旅行先で部屋にコンセントがあるにも関わらずバッテリーを使ってしまい、結局一度もコンセントを使わなかったという現象が起こる程です。また、急速充電できる点が素晴らしいです。外出前の準備中にバッテリーの充電を開始して、家を出る前には完了しています。更に、USBポートが2つ付いているのも地味に嬉しいです。旅行先で家族と使うもよし、友人と使うもよしです。唯一の欠点と言えるのが重量です。USBアダプタとバッテリー合わせて782gありました。通常のポータブルバッテリーよりも遥かに重いですが、それ以上の価値があることは間違いありません。
まとめ
電動工具メーカーマキタの製品のUSBアダプタ(ADP05)と18Vバッテリー(BL1860B)の組み合わせが最強のポータブルバッテリーになることをご紹介しました。普段使いする物を災害の備えにしないと、いざという時に使えないのが実情です。その点、マキタのバッテリーはその汎用性の高さから普段使いでも災害時でも十分に活躍することでしょう。今後も他のマキタ製品をご紹介できればと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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