【暮らしと住居】心を豊かにするために住居に投資する

暮らしと住居

こんにちはニョロです。

本日は、

心を豊かにするために住居に投資する

という考え方を紹介します。

株などの金融商品への投資ばかりを考えて疲れてしまった方や、感性に合った暮らしを考えている方におすすめです。

 

こんな内容です。

・ “投資”をどのように解釈するのか。
・ 金融商品以外の有力な投資先は?
・ 住居は心を豊かにするための道具
・ 自分の価値観を確かめる方法

“投資”の意味を今一度考える。

はじめに、“投資”と聞いてどのようなものを思い浮かべるでしょうか。

株式、債券、金、不動産、ETF、投資信託、、、、など

まず金融商品が思い浮かぶと思います。

 

ちなみに広辞苑で調べると、以下のようになっていました。

  • 利益を得る目的で、事業に資金を投下すること。出資。
  • 比喩的に、将来を見込んで金銭を投入すること。

  • 元本の保全とそれに対する一定の利回りとを目的として貨幣資本を証券化すること。

このように金銭関係の言葉が並んでいますが、

拡大解釈すると、

「何らかの利益を得るために資源を投入すること。」

と考えることができます。

つまり、

お金や物以外も資源や利益として捉えることができます。

資源: 時間、知識、人間関係・・・
利益: 心の豊かさ(満足度)、体験、信頼関係・・・
ここで重視したいのが、人間の心の内面に関わる投資です。
例えば、
  • 書籍を読んだり、知識のある人と意見を交わして知識を増やす。
  • 家族と過ごす時間を増やして、幸せな気分を味わう。
  • 旅行に行って見聞を増やす。
  • 友人と飲みに行って将来を語る。
このようなお金以外の些細なことも“投資”と考えると何らかの体験を得て次の行動を起こすための原動力になったり、心の満足感を得られたりと、多くの利益がある事に気が付きます。
考え方次第で金融商品以外にも有力な投資先は沢山見つかるはずです。

心を豊かにするための道具としての住居

本題に入ります。

私は、

住居や暮らしへの投資は人間の心の内面に関わる投資の中で最も利益を得やすい。

そして、

住居は心を豊かにするための道具である。

このように考えています。

住居を検討するときにどのようなことを重視しますか?

資産価値があるから、将来売れるから、

確かにそれも重要かもしれません。

しかし、私達は大半の時間を住居で過ごすことになります。

 

下の図は一般的な会社員の1日の時間配分です。

残業なしで通勤に合計2時間かかるとした場合、実に14時間(58.3%)もの時間を住居で過ごすことになります。

家族との団らんを楽しみ、旅行の計画を立て、子供と遊び・・・

やりたいことを考えたり実行し、心が豊かになる場所は職場ではなく住居であり、その時間は私達の人生そのものです。そして住居は暮らしと心を豊かにしてくれる道具です。

それならば、

自分の感性や生き方に合った住居を入手して暮らしを楽しめば良い!

ということになります。

私が最もお伝えしたいことはこの部分です。

なんとも当たり前のことのようですが、これが難しいようです。

 

下記は、よく目にする目標(夢)です。

  • 老後は都会の喧騒から離れて田舎で暮らしたい。
  • いつか脱サラして不労所得と好きな仕事をして暮らしたい。
  • 定年退職後は夫婦で旅行をしたい。

しかしながら、「いつかやる」は、「一生やらない」と言われるように、夢に向けて行動している人は少ないように感じます。原因はいくつかありますが、最大の敵は以下の通りです。

行動はしたが、目的・目標に対して不適切な手段だった。

喧騒から離れて暮らしたいのに、我慢して都会で暮らしたり、

会社の命令で異動して、住みたくもない場所に住んだり、

自由が欲しくて資産運用をしたけど、使うときには体が動かない年齢になっていたり。

我々は甘んじて受け入れているこの不毛な我慢大会から脱出し、もっと自由な人生を早く手に入れなくてはなりません。

ニョロの場合

私は会社の方針と世界情勢に翻弄される普通の会社員です。

しかし、下記の目標を持って行動している点が他の方と少し異なります。

自分の人生を自分でコントロールし、大切な家族と共に自由な時を過ごす。

これまでに以下の4つを実践しました。

  1. 自分の感性に合った地域に暮らす前提で仕事を探し、就職する。
  2. 自分の感性に合った地域に暮し、そこに家を建てる。
  3. 自分自身の会社員として最も効率の良い位置を見つける。
  4. 継続した資産形成を行う。(まだまだこれから)

私が暮らし方で最も重視したのが、田舎暮らしです。

テクノロジーの発達によって物や情報に困ることが無くなった今、日本国内であれば何処に住んでいても生活の内容は変わりません。

(アマゾンプライムビデオ、You Tube、布団の中でスマホなど)

それならば、

都会の喧騒から離れて暮らし、

庭に実った苺を食べ、

ご近所さんから野菜を頂き、

妻と風光明媚な場所を訪れ、

子供を庭で遊ばせ、

温泉をめぐり、

DIYをして、

週末には友人を招いて焚き火を囲んで未来について話す。

こういうことをやってみたいと考えるようになりました。

これを実現するために自分の感性に合った地域で職を見つけ、住居に投資し、暮らしを手に入れました。

 

また、田舎の場合、「住むためにかかる費用」いわゆる生活コストを最小化できます。

例えば、土地を入手する場合、都市部では安くても坪単価100万円などが当たり前ですが、私の地域では坪単価1桁万円です。生活コストを最小化することで可処分所得が増え、資産形成の効率を上げることが可能です。

ざっくりと紹介しました。

 

一方で、ご注意頂きたいことは私の方法が誰にも適しているとは言えないということです。

実際、住居への投資を優先した結果、その他の資産形成へ力を入れることができませんでした。自分の重要な価値観、基準や優先したいことは人それぞれです。

 

そこで次の項では、自分の感性や生き方に合った住居や暮らし方をみつける方法を紹介します。

2軸思考で暮らしの価値観マップを作ろう!

ここでは2軸思考を用いて価値観マップを作成します。

下の図は縦軸に重要か重要じゃないかを、横軸に楽しいか楽しくないかを設定した図です。

このように縦と横の組み合わせで4つの領域ができます。

それぞれの領域に自分の感性にあてはまるように自由に書き込んでみましょう。

作成時の留意点は2つです、

1つ目は他人と比較しないことです。

好きなもの嫌いなもの、趣味趣向は人それぞれ、生き方も人それぞれです。

2つ目は素直に書くことです。

我々は人生の中で色々な経験をしてバイアスがかかっています。

自分自身の本心に従って書くことによって、より正確なマップが出来上がります。

 

私の場合は以下のようになりました。

 

完成したら分析しましょう。

領域① “重要じゃないし、楽しくない”

この領域は可能な限り排除すべき領域です。

その人の感性に合っていないため、ストレスになることが多く入ると思います。

実は新しいことを始めるよりも止める方がずっと簡単です。

この領域に書いてあることを一つ止めるだけでもずっと生きやすくなります。

何かアクションをしようとしている方は、先ずこの領域に着手してください。

私の場合は、何かに束縛されることと、都市部で暮らすことが嫌で嫌で仕方がないということがよくわかりますね。

領域② “重要だけど、楽しくない”

ここは目標達成に必要な苦労の領域です。

生活するためにお金を稼ぐことや、住宅ローンを組むことなど、必要だけど負担になることが当てはまります。

嫌な事柄が並んだかもしれませんが、次で説明する“重要だし、楽しい”領域を達成するための手段になるため、あまり辛く感じることが少ないと言われています。

領域③ “重要だし、楽しい”

ここは優先して取り組むべき領域であり、マップの中で最も重要といえます。

自分の感性に合っていて、人生の目的に関わる領域であり、心を豊かにする最大の要素です。

領域①を排除し、領域②を頑張る理由は、ここに書かれた項目実行するためと言っても過言ではありません。

領域④ “重要じゃないけど、楽しい”

ここは浪費の領域です。

浪費と聞くと、無駄と感じるかもしれませんが、ここで意味する浪費とは、心を豊かにするための良い浪費であり、その人の価値観に合っていれば問題ないと考えてよいです。

しかし、領域④の重要な役割は、自分の欲望を明らかにして優先順位を付けるということです。

領域③の方が優先度が高いことを忘れてはなりません。

領域④は領域③に良い影響を与えてくれる栄養のようなものと考えてください。

各領域がどのように関わり合っているか。

各領域がどのように関わり合っているのかを説明します。

領域③ “重要だし、楽しい”によって、全体の方向性が決定します。

続いて、領域① “重要じゃないし、楽しくない”を排除し、ストレスを減らし、自分の時間を取り戻します。

その過程で領域①から領域②に移る項目があるかもしれません。

それはそれでOKです。

続いて、領域② “重要だけど、楽しくない”を最適化します。

ここで、領域③が既に定まっているため、領域②で感じるストレスは低くなります。

なぜならば、この時点で領域②で得た利益を領域③と領域④ “重要じゃないけど、楽しい”に分配するという思考が出来上がっているためです。

そして、バランス良く領域④を実行することで栄養をもらい、より良い暮らしを手に入れるというモチベーションが高まり、領域③の実現が進みます。

 

この価値観マップの思考プロセスに基づいて行動することによって、自分の感性に合った暮らしに最短で近づくことができます。

私は、自分の価値観マップに基づいて以下の条件を定め、最初に住居と暮らしに投資しました。

  1. 風光明媚な地域を選ぶ。
  2. 賃貸ではなく、持家にする。
  3. 戸建て住宅を買う。
  4. 敷地面積は100坪以上とする。
  5. 庭を作る。
  6. ログハウス

 

既にお気付きかもしれませんが、価値観マップはどのような住居や暮らしが自分に合っているのかを知るためのツールだけでなく、人生そのものの道標として機能します。迷った時や苦しい時にきっとあなたを助けてくれるはずです。

まとめ

住居と暮らしに投資することの重要性と、どんな住居と暮らしが自分に合っているのかを知るための方法を紹介しました。

  • 住居を心を豊かにするための道具と考える。
  • 価値観マップを作成し、自分の感性に合った住居を暮らしのコンセプトを決める。
  • 価値観マップを人生の道標として大切に使う。

 

有名な書籍「バビロンの大富豪」で紹介されている黄金に愛される七つの教えにも「より良きところに住め」とあるように、住居と暮らしに投資することの重要性が伺えます。

  1. 収入の十分の一を貯金せよ
  2. 欲望に優先順位をつけよ
  3. 貯えた金に働かせよ
  4. 危険や天敵から金を堅守せよ
  5. より良きところに住め
  6. 今日から未来の生活に備えよ
  7. 自分こそを最大の資本にせよ

 

誰もが自分の感性に合った暮らしができることを願っています。

おわり

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